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2017年 03月 04日
ものを食べて飲み込むというのはとても複雑な運動が組み合わさった動作です。
大きく分けて考えるとおおよそこうなります。 ★ものを噛んで細かくする →喉の手前に集める →唾液でコーティングして滑りやすくする →ゴックンと飲み込む →気管の入り口に蓋をして入らないようにする →飲んだものを下に送り込む →胃に到着 噛むこととゴックン以外はほとんど考えることがありませんが、身体の各部分が連携して一連の動作をスムーズに行ってくれています。これがどこかの段階でうまくいかなることを嚥下障害と呼んでいます。 嚥下障害の原因はいろいろありますが、腫瘍や頚椎疾患などによる器質的なもの、脳卒中による神経麻痺や筋力低下などによる機能的なもの、神経性食欲不振やうつなどによる心理的なものに分けられます。器質的な原因は治療法がはっきりしますが、その他の原因の場合はリハビリによる嚥下訓練などしか方法がないといえます。 遠絡療法では、脳幹部や脳への血流を増やし循環を改善することによって機能的や心理的な原因の嚥下障害を改善させることができています。改善例がもっとも多いのは加齢による筋力の低下や反射機能の低下によってスムーズに嚥下ができなくなっている場合です。流動物しか食べられなかった方が固形物を食べられるようになったり、飲み込むのがスムーズになったり、むせて咳きこむことが減ったりしています。さらに、難病による球麻痺(延髄の脳神経の運動神経核の障害によって発語、発声、嚥下、呼吸、循環が障害される)の改善(症状緩和)も経験しています。 これらのことから通常の嚥下訓練に遠絡療法を併用することでより効果的な改善が得られ、誤嚥性肺炎も予防できると考えられます。高齢化がすすむとさらに嚥下障害による問題が出てくることは間違いありませんので、遠絡療法を簡単に応用できるようにすることで役に立つよう準備をすすめようと考えています。 東京秋葉原・浅草橋の痛み・しびれ治療 ペレス・テラキ ホームページはこちらです
by painless_life
| 2017-03-04 20:14
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